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ケロの毎日

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吉行 淳之介、 篠山 紀信 『ヴェニス 光と影』 

内容(「MARC」データベースより)
ヴェニスに漂う“死の予感”と“官能の名残”。ヴェニスは潟(ラグーナ)の上につくられた島であり、その傍らの陸地にマルコ・ポーロ空港がある…。吉行淳之介の紀行文、篠山紀信による写真、2人の対談も収録した写真集。


↓ネタバレあり↓
久し振りに読んだなー、吉行淳之介の本。
学生時代、本当に好きで、よく読んだ。
話の内容が好きというよりも、作者の顔がかっこよかったから、読んでいたような気がする。

この本は、写真家が作家に「一緒にヴェニス行こうぜ!そんで本作ろうぜ!向こうでは、好きに過ごしていいからさ!」みたいに誘って(友達なわけではないので、丁寧な依頼だったみたいだけど)、実現した本らしい。
現地では殆ど別行動だったらしく、エッセイと写真は、あんまり一致しない。
特におもしろいってわけではなかったけど、吉行さんの文章読んだのが久し振りで懐かしかったし、彼らしいなぁって思えるような内容もあり(体が弱いから海外旅行なんて行きたくなかったとか、旅行に行ってもだいたい引き篭もってたとか、ヴェニスに娼婦がいないのかを気にしたり…)、それなりに楽しめました。
吉行さんが写ってる写真もあり、それもうれしかったしねw


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カテゴリ: 本・マンガ(ネタバレ有)

テーマ: 読んだ本  ジャンル: 本・雑誌

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5回目のうんこは磯の香り 

今日、うんこが5回も出た。

1回目は、硬くて小さいのが少し。
2回目も、硬くて小さいのが少し。
3回目は、ちょうどいい柔らかさのバナナうんちがどっさり。
4回目は、下痢。
5回目は、固形物が殆どない水のような下痢。

固形物が殆どない水のような下痢をした後は、なんだかトイレが磯の香りだった。
もしかしたら、今日食べたおしゃぶり昆布の匂いだったのかな。


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カテゴリ: 心・体

テーマ: ひとりごとのようなもの  ジャンル: 日記

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三崎 亜記 『海に沈んだ町』 

内容(「BOOK」データベースより)
数千人の人々を乗せて海を漂う“団地船”、永遠に朝が訪れない町、“生態保存”された最後のニュータウン…喪失、絶望、再生―もう一人の“私”が紡いでゆく、滑稽で哀しくて、少しだけ切ない九つの物語。『失われた町』『刻まれない明日』に連なる“町”を、気鋭の写真家との奇跡的なコラボレーションで描く連作短篇集。


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
三崎/亜記
1970年、福岡県生まれ。熊本大学卒業。2004年に『となり町戦争』で第17回小説すばる新人賞を受賞しデビュー

白石/ちえこ
神奈川県横須賀市生まれ。旅の撮影の中で、日常に潜む小さな記憶の断片を追う。「日本カメラ」「アサヒカメラ」に作品発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


↓ネタバレあり↓
短編集。
最初の『遊園地の幽霊』を読んでいたら、「海に沈んだ町のように」という文が出てきて、「ん?海に沈んだ町って?」って思ってたら、次の短編が『海に沈んだ町』だった。
『海に沈んだ町』を読んでたら、「海に浮ぶ団地船を彷彿とさせたが」という文が出てきて、次の短編が『団地船』。
リレーでバトンを渡すように、次の短編のタイトルが出てきて、おもしろかった。
全ての短編において、次のタイトルを見つけられたわけでは、ないんだけど。

私が気に入ったのは、『団地船』『四時八分』『橋』の3つ。
前回の三崎亜記ブームが飽きたことによって終わってから、しばらく時間をおいたけれど、やっぱり若干飽きてしまってはいるんだなぁ。
全ての短編を楽しめたわけでは、なかった。
でも、またそのうちに読むんだと思う。この作者の本。

この本は、途中何枚も写真が挿絵のように入っていて、それがすごく本文のイメージと合っていてよかった。

■遊園地の幽霊
遊園地の夢を見る主人公。精神科に行ってみたが、原因は自分の心ではなく、主人公が住む土地に昔あった遊園地が、住む人にその記憶を夢見させているのだった。
遊園地のあった地域に住む人みんなが、遊園地の夢を見る。

■海に沈んだ町
海が、選んだ町を沈めてしまう。
それが内陸にある町であっても。
事前にそれを知ることができる人もいるが、栄えていない町なら、特に対策はとられず、町は住んでいる人もろとも沈んでしまう。

■団地船
いくつもの団地を乗せた船。
海の上での生活。最先端の団地。みんなの憧れだった団地船。
でも、流行らなくなってしまい、老朽化も進む。

■四時八分
旅人が、ある町を通り過ぎる時に、案内人がつく。
その町は午前四時八分で時が止まってしまっている。
その時間に眠っていた多くの人は、目を覚ますことが無い。
たまたまその時間に起きていた少数の住民だけが、眠ることも歳を取ることもなく、その町での生活を続ける。
案内人無しでその町に入った人は、眠りに取り込まれてしまう。

■彼の影
影が、自由に動くようになった。
普通の人の影は、それでも本体から離れることはなかったが、主人公の影は別の人の影と入れ替わってしまう。

■ペア
なんかよくわかんないけど、「ペアになりましょう」って言ってペアを組んで、だけどペアがいるからといってその相手と会うわけでもなく、日々を過ごす。
ペアってなんだ。ペアがいるとどんなメリットがあるのだ。

■橋
住宅地の橋が、予想よりも利用数が少ないからという理由で、非常に粗末な木橋に作りかえられてしまう。不条理だ…。

■巣箱
巣箱が勝手に増えてしまう。
空の巣箱ならまだ駆除が可能だが、中に何かが住み着いてしまうと、厄介だ。

■ニュータウン
一時流行したニュータウン。
今はすっかり寂れて数も減り、とうとう最後のひとつになってしまったので、その文化を守るためにと、ニュータウンの周りを鉄条網で囲い、住民には食べ物や日常品を毎日配達し、保護する。


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カテゴリ: 本・マンガ(ネタバレ有)

テーマ: 読んだ本  ジャンル: 本・雑誌

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【ドラマ】重版出来! 

【観】最後まで観た
【放送】2016春
【時】火22
【局】TBS
【出演者】黒木華/オダギリジョー/坂口健太郎/荒川良々/小日向文世
【内容(Amazonより)】柔道一筋で元五輪代表候補だった主人公・黒沢心(黒木華)は、新卒で大手出版社・興都館(こうとかん)に入社。コミック誌「週刊バイブス」編集部に配属された。
待ち受けていたのは個性的な編集部の面々。心は、先輩編集者・五百旗頭(オダギリジョー)のもとで編集のイロハを学ぶ。
連載担当漫画家との打ち合わせ、新人漫画家の発掘、担当漫画の単行本の部数決定会議、
重版出来(じゅうはんしゅったい)させるための地道な活動を目にすることで、この世界に魅せられていく。
「私も重版出来させたい! 」
意気込む心だが、出版業界の現実は決して甘くない。電子書籍化が進み、紙が売れない今の時代。
部数が低下すれば廃刊に追い込まれるし、単行本は3巻までに火をつけなければ厳しいと言われている。
ときに時代に取り残された漫画家の再起を考え、営業担当と共に一冊の漫画を売るための秘策を考える。それでも編集部に襲い掛かる難題の数々。
看板漫画家の突然の引退宣言、そしてライバル誌「エンペラー」からの引き抜き話。
そんな逆境を乗り越えて心ら編集部は、全てをかけて青年誌1位を目指す!


↓ネタバレあり↓
あんまり視聴率よくなかったみたいだけど、私もおかあも大好きだった。
一話一話を、宝物のように大切に観た。
今までたくさんのドラマを観て来たけれど、私はこのドラマが一番好き!
今でも何度も繰り返し観ては、その度に感動して、元気をもらっている。

新人の主人公にありがちなドタバタした失敗をしない、主人公。
目を見開いても元々の目が大きくないので、嫌みにならない黒木華の顔立ち。
素朴で、美人過ぎないのも、好感を持てた原因のひとつかも。
とにかく全く反感を持つことなく、ひたすら物語を楽しむことができた。
黒木華だけじゃなく、ほとんど全ての登場人物が、このドラマでは魅力的だった。

リアルタイムで観ていた頃、私はちょっとだけ自分が物を作る機会に恵まれた。
共感できることでより一層、このドラマを楽しめたんだと思う。
身を削るように漫画を描く漫画家さん達、そして漫画家を全力で支えて伴走する編集さん達、どのペアもそれぞれに味わい深く、感動的だった。

続編、出ないかなぁ…。出たらうれしいんだけどなぁ…。


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カテゴリ: 映画・TV(ネタバレ有)

テーマ: テレビドラマ  ジャンル: 日記

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松尾 スズキ 『老人賭博』 

内容(「BOOK」データベースより)
北九州のシャッター商店街に映画の撮影隊がやってきた。俳優たちの退屈しのぎの思いつきから、街は最高に心ない賭けのワンダーランドに。人の心の黒さと気高さを描きつくす、奇才4年ぶりの小説。


↓ネタバレあり↓
いやー、おもしろかったわー!
映画の撮影時に、いろいろなことをネタに賭博をするスタッフ達。
主演の老人俳優が何回NGを出すかどうかを賭博の対象にするなんて、どんだけ腹黒いんだよ…(^^;
しかも主人公、老人がNGを出すように、わざと言い難いセリフの脚本を書いたりして!
「あげんマチュピチュマチュピチュ言うとったんにねぇ。」とか、「信長殿も信長殿じゃが、ねね殿もねね殿じゃ。」とか、口に出して言ってみ?それを老人に言わせるってww

いかにも、作者達がやってそうだなーって思わせるような。
作者本人とその周辺で起こってることを小説にしたんじゃないかって思えるような。
そんな小説でした。大人計画の人たちって、腹黒そうだもんw


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カテゴリ: 本・マンガ(ネタバレ有)

テーマ: 読んだ本  ジャンル: 本・雑誌

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