FC2ブログ

A d m i n | New entry | Up load | All archives

ケロの毎日

09«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»11

近藤 史恵 『黄泉路の犬』 

内容(「BOOK」データベースより)
圭司が南方署に配属されて三ヶ月。同僚の黒岩からいきなり文庫本を渡されて、ページを開けと言う。83ページ。8+3でインケツ。會川君の負けで、ジュースを買いに行かされる。ヘタレだけでなくパシリにされてしまった。そんなときに事件は起こった。東中島で強盗、姉妹を刃物で脅して2万円奪い、チワワもとられたらしい。


↓ネタバレあり↓
内容紹介、確かに本文に即した内容なんだけど、あまりにあらすじとは関係なくて、なんか笑ったw

捨てられた犬猫を放っておけず、世話するうちに、その全てを手放せなくなってしまうアニマル・ホーダーという心の病気があることを、この本で初めて知った。
「犬や猫を拾って世話する→里親探しするが、里子に出しても結局里親のあら捜しをして、自分の手元に取り戻そうとしてしまう→世話しているのを知っている人が、わざと家の前に犬猫を捨てていく→それも拾ってしまう→数が増えすぎて、満足な世話をできなくなる」という悪循環。
確かに心が弱いといえば弱いんだけど…助けられる命と切り捨てるべき命を分別する冷静さが必要ってのもわかるんだけど…悲しい。
この本は警察モノのミステリーだったんだけど、本筋よりも、捨て犬・猫に関わる人たちのことが、大きく印象に残るお話でした。

主人公の圭司とその兄が、若くしてシングルマザーになり、水商売をして兄弟を育てた母親のことをありがたく思っているのが、いい話だなーって思った。
無愛想な女刑事・黒岩が、甥を引き取って育てることになるエピソードも、微笑ましかった。
人間がいっぱい描かれてたと思う。
関連記事



ブログランキング FC2ブログランキング

カテゴリ: 本・マンガ(ネタバレ有)

page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://kerotora.blog.fc2.com/tb.php/400-eb56ad41
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top