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ケロの毎日

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ジャック クーパー 『ホロコーストの仔羊』 

内容(「BOOK」データベースより)
ナチスの巨大な狂気のなかで翻弄されるユダヤ少年の運命。わずかな生への希望を求めて長い逃亡が始まった。本書は、ポーランドの農村地帯を転々とすることで奇跡的に生き延びたユダヤ少年の姿を描いた動的な記録である。


↓ネタバレあり↓
ポーランドに住むユダヤ人の少年が主人公。
9歳になるかならないかで、農家に住み込みで働き始めた少年。
ある日 家に寄ると、家は荒らされていて、お母さんも弟もいなかった。(お父さんは元々いなかった。)
それからも親切な農家のおかみさんの世話になり続けるが、ユダヤ人を隠していたら家族と周辺の人10人を殺すとの命令に、おかみさんは泣く泣く少年を家から追い出す。
ユダヤ人であることを隠し、あちこちを転々としながらなんとか命をつなぐ少年。
割礼してあることで、下半身を見ればすぐにユダヤ人とわかってしまう。
男性の方が女性より不利だなって思った。
今日のご飯をどうすればいいのか、今日の寝場所をどうすればいいのかと心配し、凍え、シラミの痒みに耐えながら放浪するのと、強制労働所に入れられるのと、どちらがより不幸なんだろう…。
そんな日々ばかりではなく、何件かの家で働かせてもらった時期の方が長いけれど、やはり辛い日々だったと思う。
結果的にこの少年は助かり、大人になり、本を書くことができた。(この作品は、作者の子供の頃の体験を本にしたもの。)
でもそれは結果であって、運がよかったのだと思う。
読んでいて気が滅入る本だった。
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カテゴリ: 本・マンガ(ネタバレ有)

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